ユナイテッド×リバプール 2:1先制点というラッキーパンチはもらったものの、試合内容では間違いなくユナイテッドのゲーム!
トーレスは怖いけど、チームとしての完成度の差を見たゲームだった!!
この日のユナイテッドはルーニーを頂点とした4-2-3-1の布陣。
トップ下にパクを入れてルーニーとの活かし/活かされる関係がうまく機能していたかな。
また、セントラルMFのフレッチャーとキャリックのコンビも、去年なんかはこの二人が組むと守備的になりすぎてたんだけど、ここ最近はフレッチャーの覚醒もあってか守備意識が高いままダイナミズムを失わない好コンビになったなぁと。
失点は開始5分で中央でボールを奪われてのカウンターから。
中央をジェラードがドリブルで持ち込み右のカイトにパス。
カイトが折り返しのクロスを入れて、走りこんでいたトーレスがヘッドでドン!
ジェラード→カイトのところで時間ができてしまって、トーレスについていたネビルが一瞬ボールウォッチャーになってしまったのが痛い…
このわずかな時間でステップしてフリーになったトーレスの動きもスゴかったですよ。
ただ、この後すぐにバレンシアの右サイドからの突破を、ついついつかんで制してしまったマスチェラーノのプレーでPKをゲット!!
一度はレイナにセーブされたものの、リフレクトがキッカーであるルーニーの前にきて、今度は逆サイドにドンっ! これで同点!
その後、パクのヘッドだったり、ナニのドリブルからのシュートだったりとゴールチャンスを作り出すユナイテッドに対し、ジェラードとトーレスのいい関係が作れないリバプール。
そんな展開が後半半ばまで続いたわけで、その後生まれたゴールはまさに正当な報酬だよね!
中央でボールをもらったルーニーがサイドに開いたフレッチャーにパス。
その後ろをネビルがオーバーラップしてフォローしたことで、DFの意識を一瞬引き付けてフレッチャーがそのままクロス!!
ルーニーはキャラガーにがっちり押さえられてたけど、そこにセカンドトップのパクが気迫のダイビングヘッドで勝ち越しのゴール!!
リバプールはアクイラーニ、バベル、ベナユンと攻撃的な選手交代をしてきたけど、どの選手も攻撃に絡んだ印象は皆無。
最近になって整ってきたユナイテッドの効果的なディフェンスが、封じ込めてたのかな。
これでボルトン戦を挟んで、チェルシーとの直接対決!
完全にチームのコンディションが上向きのユナイテッドと、テリーの一連の騒動に端を発してCLでも敗退してしまった元気のないチェルシー。
強豪と当たることでのモチベーションUPで息を吹き返す可能性もあるわけで、気が抜けないゲームが終盤も続くなぁ〜