ユナイテッド×リバプール 3:2
ともにヨーロッパのカップ戦で主力を温存し、万を持して臨んだこのゲーム。
舞台はユナイテッドホームの、オールドトラフォード。
試合開始からパスの質・選手の運動量ともに、ユナイテッドのほうが上でしたね。
バレンシアが骨折で離脱したのは打撃だけど、ギグス・ナニの両サイドもいいバランスでした。
2人ともドリブルにキレがあったし、決定的なクロスやシュートを打ててたかなと。
特にナニは、昨シーズン終盤で覚醒した感があって、もう少しゴール前での正確性が上がれば、Cロナウドばりに化けるんじゃないかと期待してるんだけどな〜
対するリバプールは、中盤の底のポウルセンが日和見な横パスやバックパスばかりで攻め手が掴めていない。
トップに当てる、多少リスクを伴ったくさびを入れてかないと、やっぱり局面は変わらないなと。
まぁ、くさびのパスを入れさせないようなユナイテッドの組織的なディフェンスもあったと思います。
そして圧倒的に攻めている中、今季好調のベルバトフがギグスからのボールをヘッドで決めて先制!!
前半は1:0で折り返しに。
そして後半も、主役はベルバトフ。
ナニからのクロスを腿でトラップして浮かせて、DFを背負ったままオーバーヘッド!!!
まるでマンガみたいなビューティフルゴールでしたよ!!!!!
このあとも試合を有利に進めていたんだけど、Jエバンス・オシェイが立て続けにPK、FKと与えてしまい完全には崩されてはいないにも関わらずジェラードに2点を献上。
頭注から投入されたエンゴクが前線での基点としてトーレスと機能しだしたのが、ターニングポイント。
今まで入らなかった前線へのくさびが、どんどん入るようになったおかげで、それほど目立っていなかったJコールの前線への飛び出しとかドリブル突破も出てきたのがその証拠かなと。
それでも、ゲームそのものの流れはユナイテッドにあって、勝ちにこだわる姿勢で攻め続けたのがベルバトフの3点目を呼び込んだ!
こういったビッグマッチでベルバトフが大爆発するなんて、初めて見たかも!
いやぁ、熱い、そして面白いダービーだったぁ!!